行方のわからない 愛する夫をひたむきに探す・・・
って
戦争中のベタなラブストーリー映画ではなかった~~。
イ・ジュニク監督、2008年の作品
王の男 の監督デス。私は「ラジオスター」の監督って言いたいですが。
テウンの映画っていうよりスエさんの映画
テウンは 特別出演 になってました。
なんたって
↓
こんな風に変わっていってほにゃらら ですから。
映画監督がスエさんを使いたくなる気持ちわかります。
貧乏くさく、幸薄く、実際目立つんだろうけど目立たないサマが良く似合う。
キレイになってもあっさりしててどことなく悲しげ。
もちろんテウンもいいですよ。
戦争映画が似合います。将校とかえらいサン役じゃなく、ぺーぺーの兵士で
狂気を帯びていく表現が上手い。
いい加減とか小心者とか狂気が上手いってのは持って生まれたビジュアル的なものが
あるでしょうねぇ。
激戦地に会いに行くなんてそんなことありか?と思うんですが
その辺はさらーーっと見過ごしてください。
一番理解出来ないのは、あの夫婦の状況でスエさんがそこまでするのはなぜ?
ちゅーのが最大のポイントですわ。
ヒロインの感情に共感できないとその映画、ドラマを受け入れることは難しいのですが
この映画、
漠然だけど な~~~~んとなくわかるわ、そういうの・・・
頭で理路整然と理解するのがいいってもんじゃないな と思えます。
自分の気持ちを確認したい
伝えたいことがある
転がりだしたら止められない、引き返せない
こうなったら意地でも
一つ一つをとったら単純な感情だけど
それらが絡み合って爆発、、、
それが最後のあのスエさんの行動だったのかな。
"変えよう!" と思ったらここまでしなきゃ 変われないのかも
この二人、テウンが無事に帰れたら、義理母含め、きっといい家族、夫婦になれるわ。
って気がして戦争シーンが多いわりに、ラストシーンも???なわりに
温かくほのぼのしたりするんです。
オイラって変かもしれませんが。
あとスエさんとバンド仲間の関係が見た目とは裏腹、
意外と爽やかなのに好感が持てました。
重要であろうこのシーンも 情けない猫背テウン だけしか見てなかった (^_^;)
戦争シーンが多く占める映画をリピートするのはキツイですが、
見直す必要ありそうです。
まるっきり冷めていてもまだ救いは残っている、ちょっと冷めている、マンネリ気味
のご夫婦で観に行くのもいいかもしれません。
私が好きなテウン映画「家族の誕生」後
この時期 テウンが出演した3本の映画
「私たちの生涯最高の瞬間」
「私の愛」
「あなたは遠いところに」
の中では
この 「あなたは遠いところに」 が 好きかなぁ。
善徳女王が終わって選んだ仕事は「シラノ(仮)」て 映画らしいです。