8月12日 舞妓ちゃんは市まりさん
とても人さんに見せられない写真。つい舞妓さん、芸妓さんと一緒に写りたがりますが
あとで落差激しく落ち込みます(私のお隣さんは別ですけど)。
汗ひとつかかない舞妓さん芸妓さんと同じ人間とは思えませんでしたよ。
ここ数年首から顔にかけて吹き出るような汗をかく私など、夕方にはネタネタのほぼすっぴん状態。
夏の観光案内。暑い暑いと言ってないで、この時期ならではのことを体験し、
猛暑に打ち勝とう!・・・と少しはりきりました。
候補は 貴船の川床、瓢亭本館での朝がゆ そして上七軒ビアガーデン
貴船は遠くて高い、文句言うにも一度は行っておきたいけれど、、、
朝が苦手なものに朝がゆ はしんどい
ってことで私の希望重視で決まった上七軒ビアガーデン。
よろしおした。毎年行こう!って気になりましたよ。
北野天満宮近くの上七軒は京都で一番古い花街。
北野社殿修築の残材で七軒の茶店を建てたのがはじまり。
五つ団子の紋章は秀吉がこの七軒茶屋に御手洗団子を商うことの特権を許したからだと。
ここに詳しく http://www.maiko3.com/history/index.html
この花街のきりっとした品の良さは好きなのですが、祇園のように派手さがないので
案内させてもらうにも祇園に飽きた人向き。
この日、2、3年ぶりに上七軒を訪れ、なんか違う!と感じ、電柱が無くなったんや!と
あとで芸妓さんに尋ねたら
「今年3月に無電柱化したんどすぅ、空が広うなりおした」 ・・・多分 (^_^;) こんな言い方です 。
上七軒の通りはすっきりして一段と雰囲気が増しました。
上七軒の通りからビアガーデンの入り口はすぐわかり、そこから建物にたどり着くまでの
道すがらも静かでゆったりしていて風情があります。
何より人が少ないのが一番いいですねぇ。
建物の中
17時30分~ですが、やはり暗くなってきたほうが雰囲気がいいです。
お庭なんで蚊がいるか気になって、虫除けスプレーを用意していきましたが香取線香も
焚いてありました。蚊害はなくほっ。
きっちりした上等の浴衣での接待で各テーブルに舞妓ちゃん芸妓さんがきてくれはります。
舞妓ちゃんは立ったままでのお話でした。
話が途切れずにそれなりに盛り上がると10分くらいはお話できるような。
この日は一人の舞妓さん二人の芸妓さんがきてくれはりました。
一日6人くらいの体制で順番制とか。運がいいのか、皆さん別嬪!
とっても気さくでお話も上手、私ら到底お茶屋遊びの常連さんにはなれない一見さんやのに
さすが仕込まれたはるな~って思いました。
常連さん方にはそれなりの接待みたいでしたが、当たり前やねぇ。
お茶屋で遊んだはる御兄さん方はどんなけお金はろたはることか・・・。
肝心のお料金ですけど
最初の1セットビール中ジョッキーとおつまみ2品 1800円
あと単品で飲み物 おつまみあり。ちょっと高めです。
ここで調子に乗って飲めや食べやしてたら一人6、7千円はすぐいってしまうかと。
それでも値打ちは十分ありますねぇ。ケチんぼの私が言うのですから間違いありません。
この日はお昼12時~イタリアンやったんですけど、そのイタリアンはボリュームがあって
夕方になってもお腹減らず、しょうがないから祇園の真ん中の薬局でソルマックを立ち飲みし
向かったのです。上七軒で暴飲暴食せずに済むよう、昼は腹持ち良さそうなイタリアンチョイスは
計算もあったんですが、ここまで功を奏すとはなぁ。
でもビアガーデンで最初のセットだけで通すわけには行かず、追加はしてますが、
一人4000円くらいでとーっても楽しめました!
そうそうメニューに挟んであるクリップは舞妓さん芸妓さんがきはった印です。
ご本人方がここに挟んで次のお客さんのところへ行かはるんです。
いくら6人の当番制といっても6人の舞妓さん芸妓さんがすべてきてくれはるのは
無理っぽい。なんせ満席状態でしたから。
ここも雨でも建物の中に席を設けますから安心していらしてくださいと。
ビールが好きではんなり京都が好きなら一度は行ってみる価値がある所です。
帰りはタクシー呼びましょうかと言ってくださりますが、雰囲気がいいのでふらふら歩きます
と言って名残惜しくほんまにふらふら帰ります。
夜の上七軒はますます静寂でした。千鳥足も贅沢(#^.^#)
行きしな~帰りしな まで含めて楽しめるのもこのビアガーデンのいいとこです。